特別支援教育という視点

沖縄の伊藤です。
昨日、今日とNHK杯放送コンテスト県予選があり、
私が副顧問をしている映画研究会の
テレビドラマ番組が、最優秀賞をいただきました。
前の顧問の先生がプロはだしだったので、
その技を引き継いで、安定した実力を発揮し続けて
もう5年以上代表の座を守っているのですが、
今年は震災の影響で全国大会の準々決勝が
DVD審査になったので、それに通らないと東京にはいけないのですが。

それはともかく、今日は、
テレビドキュメンタリー部門最優秀賞の作品のことを書きたいと思います。
『CHANGE』と称されたこの作品は、
車椅子に乗った一年生を題材にしたものでした。
手足が不自由な彼と学校生活をするために、
その学校では多くの工夫が施されています。
特に感動的だったのは、彼のために特別ルールを作って行われた球技大会。
基準をいくつにも設ければ、多くの違う能力を持つ人々が
うまく共存できることが体感できるエピソードでした。
私は現在、特別支援コーディネーターをやっていますが、
大変繊細な問題が多く、学べば学ぶだけ難しいと思います。
でも、答えはやっぱり生徒たちの中にあるんだろうな、と
思える作品でした。
舟橋先生の基調にも、新しい実践を切り拓く視点として
特別支援教育があるというくだりがあります。
高生研で、研究していく価値のある新しいテーマですね。