自分を語るということ

金曜日担当の伊藤です。
金曜日って忙しいんですよね。
昨日も遅ればせながらの新年会で、
先週は週が明けてから気づいて、
誰かが書いてくれてたのでそのままにしちゃいました(^^;;;
すみません。

で、今、本当に、まったく余裕がなかったりします。
先々週少し触れた案件がものすご〜〜〜く大変で、
保護者とも話さないといけないので
六時半から面談、なんてのもザラだし、
加えて家族が入院中なので病院にもいかなくちゃいけないしで
まぁ、とにかくいろいろ厳しいので、
大目に見てやってください。

今、面談中の子は、
「自分の本当の気持ちを、誰にも話したことがなかった」と
言ってる子です。
大きな問題を起こしてしまい、
クラスにいるのが厳しい状況になっているのですが
なんとか、自分の気持ちをクラスに伝えて
戻れるようにしようと担任と頑張って来たのですが、
先日、ケース会議のなかである生徒指導部の教師に
「いくら問題起こしたからって、クラスの前で
絶対に自分のこと話さないといけないんですか」と言われました。
どうも、「自分のことを話す」というのが罰だと思われてるらしいと
気づいたのは、この飲み込めない発言意図について一晩考えた後でした。

自分の思いをまったく話せない、と訴えてる子に
そのままでいいという方がずっと懲罰的だと思うのだけど、
世間一般ではそうでもないらしいです。
(それともこれもうちの学校特有?)

結果としては、昨日、一時間ほど私と話した後、
その子は自分の思いを敢然と書き綴り始め、
なんと原稿用紙13枚にわたって魂の叫びとも言うべき
文章を書きました。
そして、とても晴れやかな気持ちだと語ってくれました。

あの教師が、彼女の作文を読んでどう思うのか、楽しみです。